コロナの影響。

コロナの影響をいそべピアノ教室も受けています。
数名濃厚接触でお休みされてます。

ほんとうに心痛でしょう。
心穏やかに過ごされますようお祈りしております。

ですので、レッスンに急遽空きがポツポツ。
その時間も利用して、交響曲の筆を一気に進めています。

今は本当に時間が無くて、寝る時間を削っても限界なわけで。そんな中で、コロナの影響でという複雑な心境ではありますが、生徒がくれた大切な時間と思い、さまざまな気持ちも込めて、昨晩3楽章を書き上げた。

まだまだ筆を進めなければなりませんが、この複雑な時代となったものを曲に反映させ、祈りも込めた曲になった。

ジャストサイズ。

5月に控えている発表会。

テーマは「ジャストサイズ」

それぞれの子供たちのレベルにジャストサイズな曲を選曲しています。

発表会の考え方でいけば、
発表会での曲は、その子の現状レベルよりワンステップ上で、それを機に更なるステップアップを、というのが通例だと思います。

以前から私が感じていたことですが、
半年も前から、難しい曲を必死で学ぶことの頑張る労力と、それを終えた時に習得できたものとが、コストパフォーマンスがどうも合わない気がしていました。

それよりも、段差の小さい階段(毎回のレッスンで持ち帰る課題)を着実に歩んでいく方が、心も穏やかに無理なく過ごせます。

2ヶ月前や1ヶ月前も、幼児から小学校低学年では選曲したものを変更したりしています。

これは、あまりにもその時期の子どもの吸収能力がズバ抜けているからです。

一週間で劇的な進化をしていくことは当たり前のように見受けられます。

それならば、その成長を一旦止めてまで難曲にぶち当たるのではなく、日々登ってきた階段のその時点のジャストサイズなものを演奏すれば良い。

いそべピアノ教室は、発表会をそういう位置付けで考えています。

発表会は、日々の成果を本番一発にどれだけ表現できるか。

ステップアップは日々の中で。

これまでは、「兎と亀」の兎をあたかも正論のように誰の為だか分からないような感じでやってきたのではないかと感じています。

新作あれこれ。

しばらく新作を公開しておりませんでしたが、色々出来上がって、興味ある子供たちは楽しみに持って帰っているようです🙂

私はこれらの作品には一切携わっておりません。
全て事務方(生徒さんなら知ってる)が作っております。
もちろん事務方なので、作品だけではなく、確定申告も申告完了。

適材適所。

偉大な人は偉大な人を。

頂きもののエネオスカレンダー。
メトロポリタン美術館の作品が楽しめます。大喜びで頂いて持ち帰りました!

今月のそのカレンダーは、ゴッホ作『歩き始め(ミレーを模して)』。

ゴッホは、ミレーの作品を研究し続け、幾つもの似た作品を残していますね。自分にないものを求める探究心っていつの時代でも大切ですね。
(偉そうに語ってますが、ただこの時代の音楽作品は絵画や歴史抜きでは勉強できないくらい面白いんですねー。)

ちなみに、アルルでの生活が有名なゴッホとゴーギャンとの仲。『歩き始め』が黒人?なのは、ゴーギャンの影響なの??
わたしよく分かりません。これは美術の方に聞かないとね。

ゴーギャンは、音楽でいう後の原始主義に繋がっていくような重要人物。タヒチのさまざまを描いたプリミティヴィズム?は音楽にも勿論大きな流れとしてはありますね。ストラヴィンスキーはそういったプリミティヴィズム(原始主義)の流れでしょう。

バッハは、西洋音楽の主流がイタリアだったヴィヴァルディの作品を、これまたいくつもオルガン作品や協奏曲作品として引用してますね。結構丸々。

偉大な人は、偉大な流行者、自分にないものに目を向けてキャッチし、自分のものにしていく。

わたし自身の日々の勉強、日々の指導もそうありたいですね。

すごい。

と、一言発するだけの子もいれば、弾いては中を覗く子も。
ピアノの構造を知ることは、打鍵と離鍵の意識を高めることになるでしょう。

生徒が使用する、Boston215の内部。響の豊かさが最高!

先生の使用する、エストニア210。高音の煌びやかさはヨーロピアン。

レッスンではいつも2台ともピアノ全開で豊かな響きでやってます。

子ども:「お母さん、ピアノ買って。」
お母様:「お父さんに聞いて」
お父様:「よし、買うか!」

となってもらいたい!お父さんお母さん、頑張ってください(笑)
その際には取引先の広島のお店をしっかりご紹介。お手伝いします!

電子ピアノの金額でピカピカのリニューアルしたアップライトピアノなど紹介します!

もちろんスタインウェイでもね(笑)

永遠の課題。

学習者にも是非読んでもらえたらいいねぇ。

古典としてはかなり必要だけど、これだけで全てに応用できることではない。

先日の、黒田亜樹先生の同音連打や和音の使い方、アルベルティバスの勉強方などとても勉強になった。黒田亜樹先生、絶対テクニック本出したらいいのになぁ。

春になると。

楽譜が増える。まだまだ増える。


同じものでも、最新の研究や解説などあれば勉強の為にも必要。本棚がよいよ足りない。

楽譜は重たいから良いものじゃないと棚ごと崩れる。
浜本工芸は良いけど高いからなぁ。。