好きが奏でる音が好き

精華女子高等学校吹奏楽部の演奏会からのコンサートをはしご。
山口大学医学部軽音学部ラテンエコーズ秋期定期演奏会。ビッグバントに始まり、トリオや様々な形態で学生たちがジャズを届けてくれました。音楽が好き!から奏でられる音は、時折緊張感あるものの、こちらがとても嬉しくなる演奏でした。勉強もありつつ、これだけ打ち込める様子に、素直に元気もらえました。

精華女子高等学校吹奏楽部

精華女子高等学校吹奏楽部コンサート。ルネッサながとアリーナ(長門市)にて。まずは全日本吹奏楽コンクールの課題曲と自由曲を演奏。とてつもない完成度とソリストの表現力の高さにうっとり。その後は、吹奏楽の定番であり名曲であり、『響け♪ユーフォニアム』でもお馴染みのディスコキッド!演奏に余裕がありとっても心地よく、精華女子ワールドに引き込まれた。演奏中リズムに合わせてのお出迎えの挨拶、カラーガードやバトン、客席に猛ダッシュからのソロ。そしてもちろんマーチング。自分の担当楽器以外でパーカッションとして参加しての演奏も。何もかもが全力で且つ若い力と笑顔に感激。手拍子も拍手も笑顔も自然と全開になったわたし。同じくらいの子を持つ親となり、もうとにかく何もかも嬉しく、めっちゃくちゃ楽しませてもらいました。精華女子高等学校吹奏楽部、是非またのお越しを。

熱量がすげぇ弦楽四重奏

クァルテット・インテグラのリサイタルへ。一番乗りでした。弦楽四重奏の世界を180度変えたと言ってもいいエネルギーに溢れたゴージャスな若き弦楽四重奏団。若きというのは年齢のみで、演奏は圧倒的なスキルに裏打ちされた高い音楽表現。ベートーヴェンのお洒落な雰囲気を終始感じられる2番は、インテグラらしい快活さ。ベートーヴェンの中期の傑作ラズモフスキー1番は、新たなクァルテット・インテグラに出会えた。3楽章のアダージョはとても長い大きなフレーズが各パートに受け継がれていき、ベートーヴェンの壮大なスケールを音楽という大河で歌わせているようだった。そこから溢れ出たエネルギーは終楽章へと繋がり、インテグラの真骨頂ともいうべきフレーズのなだれが次々と。もちろん良い意味で。全楽章で約40分の演奏となるが、3楽章からは早送りされているくらいの感覚でした。
これからのクァルテット・インテグラに益々期待しています。