コツコツと💸

ポーランド音楽出版社のいわゆる「エキエル版」。
ようやくポロネーズをゲット!

まぁいちいち5千6千と高い楽譜。。
ノクターン、ワルツ、エチュード。そして今回ポロネーズ。

ちなみにショパン研究の第一人者のエキエルは、ウィーン原典版でも編集しているので、そっちは大体昔買って揃ってます。

しかし、最新のショパン研究と様々な稿からの知見。
昔のエキエルの編と全然違うんですわ。

ショパンが本当に求めたもの、その周りの人が手がけた出版譜。またそれをご丁寧に訂正をかけるショパン。でも訂正は初稿とはまた違うし、一体何が真実か。
まぁそれを探るのも楽しいが、あれこれ弾いて研究してみるのは更に百倍楽しい!

やっと買えたこの楽譜でたちまち何を弾くかというと、英雄ポロネーズです。ショパンエチュードをしばらくさらい直しているので、こちらにも手を伸ばしてまた次回の披露にしようかなぁと。

おひなさま🎎

いそべピアノ教室、おひなさま仕様です。
我が息子が昨年、飾ってある我が家のひな人形を見て、「女の子のお祭だから嫌いー」と。。
その時は「何てことを!」と思いましたが、確かにそういう感じ方も良いですねー♫

モノの見方や感性なんて、固定概念で受け取るものじゃないですからね(笑)フィーリングですよ。音楽も同じでしょう。

ブルグミュラー。

いそべピアノ教室は、現在2年生の女の子が多いです。
そんなみんなが、ブルグミュラーに続々と入っています。
学習者にとって勉強になる様々な曲がありますが、これ程人気があり、尚且つ勉強になる曲集はそうはないでしょう。
音楽は、表現も技術も車で言うところの両輪。それでいて、走る喜びならぬ弾く喜び。それを感じられるブルグミュラー作曲25の練習曲は、いつの時代も子どもたちの定番曲です。

卒業式の伴奏。

12月よりここに通ってくれてる6年生の女の子。
卒業式の伴奏が決まりました🎉
まだここに通ってからは日が浅いですが、こちらの伝えたい音楽の大切な事を素直に受け入れ、それを翌週のレッスンでは、きちんと自分の音として言葉としてピアノのメロディーに載せて演奏してくれていました。
そして、何とか大舞台で演奏させてあげたいと思い僕もレッスンしてきました。

卒業ソングの定番「旅立ちの日に」です!
僕自身この曲はすごく好きなタイプの曲。その中で、ピアノの役割。つまり伴奏とは何かを伝えました。何を教えたかは秘密です。というより、長くなる・・・

選考の2日前のレッスンでは、「この演奏で選ばれないなんてことは無いと思うな」とも伝え、これだけは心に留めておくというポイントを一つ入れておきました。これはコンクールなどでも同じですね。
一つでも多く不安を取り除き、一つでも多く長所を見つけて伸ばしてあげる。これはとある先生のアドバイス。

最近つくづくこれを思う。短所は誰にでもあり、改善していけば良いこと。逆に、長所は誰にでもあるものではないので長所。

フィギュアスケートの荒川静香さんではないが、短所をプラスに寄せていくことも大切だけれど、長所をグングン伸ばして加点していく方式。そうすれば、言い方はおかしいが、長所がいっぱい目について、短所の印象が薄くなる。

完璧は絶対ない。しかし完璧の可能性を信じてみんな頑張る。
生きるってのはそういうものなのかなと勉強になります。

話は逸れましたが、この辺りで失礼します。

物語。

人生も一つの物語。
音楽も一つの物語と言っていいでしょう。
始まりから終わりまで、どんな物語が展開されていくのか。

一見何の変哲もない(と言ってはモーツァルトに大変失礼だが)楽譜も、曲想に合わせて登場人物や展開をつけていくと、まるで一枚の絵画、いやストーリーということであれば掛け軸だろうか、そんな風に見えてくる。

実にシンプルに洗練された五線譜と音符達。西洋音楽史にとって普遍的で完全なものであるに違いない。
シンプルさ故に、その中身や背景を作ること、命を吹き込むことは簡単ではない。
そこに物語を作れた時、絵として見えた時。それは曲をものにしたという時だろう!